社会人から看護師への転職を目指す場合、まず看護学校への入学を目指す必要があります。
看護学校は、看護師免許を取得するための知識や技術を学ぶ学校です。特定の分野の勉強を行う点で専門学校と同じと認識している人もいますが、看護学校は試験を受けて合格しなければ入ることができません。
この看護学校の試験で難関と言われるのが、面接です。

入試に面接では主に志望動機や志望理由、看護師としての適性、医療業界への理解などが見極められます。
面接時に最初に質問される志望動機、志望理由の2点は特に重要で、合格に影響を及ぼすポイントです。そのため、漠然としたイメージで話すのではなく、面接官が納得できる明確な答えを用意しておきましょう。

志望動機は看護師を目指そうと思ったきっかけです。身近に医療に携わっている人がいるなど、具体例を挙げると良い印象を与えることができます。
ただし、好感を得るために作り話をすると、その後の質問で嘘がバレて逆に印象を悪くしてしまう可能性もあるため、正直に答えなければなりません。

志望理由は、看護師になりたい理由です。
前述した志望動機と違い、こちらは看護師になってから何をしたいのかを問われます。人命を救いたい、仕事を通して人を笑顔にしたいといった目標をハッキリと伝えることが大切です。
そのほか、数ある選択肢の中からその看護師学校を選んだ理由を問われることもあります。

このように、事前に社会人から看護師になるための対策をしっかりと練っておけば、焦ることなくスムーズな道筋を歩めるでしょう。